ソフトボール大会印象記
KADOKAWA 似田貝大介
前回、六月三〇日(金)に開催されたソフトボール大会に、久々にKADOKAWAから四名が参加し、微妙に活躍をした、(ような気がする)。ソフトボールどころか野球のルールすらいまいちわかっていない私も、楽しいひと時を過ごすことができた。
試合後の懇親会で、来月の話が持ち上がった。その場のノリで、次回の幹事を引き受けた我らであったが、後で聞いたところ七月や八月に開催されるのは久々だとのこと。言われてみれば、うだるような暑さの中での運動は心配事が絶えない。そこで第七十四回親睦ソフトボール大会は、十七時開始という半分ナイターのような時間帯で開催することになった。
七月二十九日(金)。外苑前駅からほど近い青山運動場に集ったメンバーは、ミステリーズが十三名、エディターズが十四名。日中、三十二度まで上がった気温は若干落ち着いたものの、傾きかけた日差しが容赦なく降り注いでくる。
第一試合はミステリーズが先攻。エディターズ投手の山田選手(集英社)の好ピッチングにより初回を〇点に抑える。一回裏、エディターズの攻撃で事件が起きる。
ヒットで一塁に出た松下選手(講談社)が、続く飛鳥選手(集英社)が打った打球に当たるという珍プレーでアウトとなった。エディターズはどうにか一点を先取して攻守交代。二回表はミステリーズ打線に火が付き、西上選手、柳選手、小沢選手らの連続ヒットで二点をもぎとり、逆転に成功。
痛烈なサードライナーを何度もファインセーブした野間選手(徳間書店)や、大きく逸れたファールフライを執念の追走でキャッチした逢坂選手らの守備が光り、三、四回は両者無失点のまま最終五回に突入する。
下位打線から始まったミステリーズの攻撃は庄村選手、嵯峨野選手、伊東夫人が細かくつなぎ、一点を追加してリードを広げた。五回裏、赤い野球ユニフォームを身にまとった二人が活躍する。榊原選手(KADOKAWA)のヒットに続いて小林選手(同)のランニングホームランが飛び出し、エディターズは一挙二点を返して同点に。しかしその後の打線が続かず、三対三の引き分けのまま試合終了となった。
すっかり日が暮れ、ナイター用の照明が灯る中、第二試合が開始される。ここでエディターズ打線が火を吹いた。俊足の先頭打者、園原選手(光文社)が出塁するや、続く松下選手の汚名返上となるランニングホームランで三点を獲得。ミステリーズは吉野選手、逢坂選手、伊東選手の内野安打が続く。最後は西上選手の長打が炸裂して一点を返すが、追加点を獲得できず二回表へ。ここでもエディターズの攻撃の手は緩まず三点を追加した。吉野投手の健闘も空しく、勢いに乗ったエディターズ打線は止まらない。ミステリーズにとっては苦しい展開になる。三回にも三点を許してしまい、その差は八点に。三回裏に一点を返すも届かず、四回でゲームセット。九対二でエディターズの快勝となった。
懇親会は神宮外苑の「森のビアガーデン」にて。八重野選手の伝手で無事に予約をすることができた(感謝)。冷えた生ビールで乾杯を済ませた我らは、ポケモンGOに興じる人々を尻目に、ゆっくりと更けてゆく夜を満喫した。
さて、次回は合宿が開催されるとのこと。ソフトボール/野球経験者はもちろんのこと、アットホームな雰囲気で手とり足とり指導してもらえるため、初心者だって安心して参加してほしい。
前回、六月三〇日(金)に開催されたソフトボール大会に、久々にKADOKAWAから四名が参加し、微妙に活躍をした、(ような気がする)。ソフトボールどころか野球のルールすらいまいちわかっていない私も、楽しいひと時を過ごすことができた。
試合後の懇親会で、来月の話が持ち上がった。その場のノリで、次回の幹事を引き受けた我らであったが、後で聞いたところ七月や八月に開催されるのは久々だとのこと。言われてみれば、うだるような暑さの中での運動は心配事が絶えない。そこで第七十四回親睦ソフトボール大会は、十七時開始という半分ナイターのような時間帯で開催することになった。
七月二十九日(金)。外苑前駅からほど近い青山運動場に集ったメンバーは、ミステリーズが十三名、エディターズが十四名。日中、三十二度まで上がった気温は若干落ち着いたものの、傾きかけた日差しが容赦なく降り注いでくる。
第一試合はミステリーズが先攻。エディターズ投手の山田選手(集英社)の好ピッチングにより初回を〇点に抑える。一回裏、エディターズの攻撃で事件が起きる。
ヒットで一塁に出た松下選手(講談社)が、続く飛鳥選手(集英社)が打った打球に当たるという珍プレーでアウトとなった。エディターズはどうにか一点を先取して攻守交代。二回表はミステリーズ打線に火が付き、西上選手、柳選手、小沢選手らの連続ヒットで二点をもぎとり、逆転に成功。
痛烈なサードライナーを何度もファインセーブした野間選手(徳間書店)や、大きく逸れたファールフライを執念の追走でキャッチした逢坂選手らの守備が光り、三、四回は両者無失点のまま最終五回に突入する。
下位打線から始まったミステリーズの攻撃は庄村選手、嵯峨野選手、伊東夫人が細かくつなぎ、一点を追加してリードを広げた。五回裏、赤い野球ユニフォームを身にまとった二人が活躍する。榊原選手(KADOKAWA)のヒットに続いて小林選手(同)のランニングホームランが飛び出し、エディターズは一挙二点を返して同点に。しかしその後の打線が続かず、三対三の引き分けのまま試合終了となった。
すっかり日が暮れ、ナイター用の照明が灯る中、第二試合が開始される。ここでエディターズ打線が火を吹いた。俊足の先頭打者、園原選手(光文社)が出塁するや、続く松下選手の汚名返上となるランニングホームランで三点を獲得。ミステリーズは吉野選手、逢坂選手、伊東選手の内野安打が続く。最後は西上選手の長打が炸裂して一点を返すが、追加点を獲得できず二回表へ。ここでもエディターズの攻撃の手は緩まず三点を追加した。吉野投手の健闘も空しく、勢いに乗ったエディターズ打線は止まらない。ミステリーズにとっては苦しい展開になる。三回にも三点を許してしまい、その差は八点に。三回裏に一点を返すも届かず、四回でゲームセット。九対二でエディターズの快勝となった。
懇親会は神宮外苑の「森のビアガーデン」にて。八重野選手の伝手で無事に予約をすることができた(感謝)。冷えた生ビールで乾杯を済ませた我らは、ポケモンGOに興じる人々を尻目に、ゆっくりと更けてゆく夜を満喫した。
さて、次回は合宿が開催されるとのこと。ソフトボール/野球経験者はもちろんのこと、アットホームな雰囲気で手とり足とり指導してもらえるため、初心者だって安心して参加してほしい。